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好きなことをやり続けた結果、たまたまメダリストになった人。メダリストになろうと決意し、目的意識を持ってメダリストになった人。同じメダリストにも2つのタイプがありますが、皆さんはどちらのタイプですか？

私は26歳で最初の会社を起業しましたが、その当時描くことができたビジネスの射程距離は、そう広いものではありませんでした。しかし、好きだったデザインを黙々とやり続けた結果、次第に良いスタッフ、良い顧客に恵まれ、20年という長い期間代表取締役を務めることができました。先に触れたメダリストの例えでいうなら前者だったのだと思います。

少人数で会社を運営する時はビジョンは無くとも特に問題はありませんでした。しかし売上が伸び、スタッフも増えていくにつれ、その大切さを思い知ることになります。なぜなら多くの人々が一致団結して力を発揮する場合には、皆が共感できる「ビジョン（実現したい未来の在り方）」の共有が必須となるからです。

2021年に起業したReeL株式会社は、これまでの自戒もあり、会社を営んでいる目的＝ビジョンをしっかり構築しています。我々は、既存不動産の価値を最大化することで、その利活用を促進し、既にあるものをなるべく長く使うという至極当然のことを大切にします。そして、その価値観を広く普及することをビジョンに掲げています。

前人が通ったことのない所に道を作るのは想像以上の苦労を伴いますが、やり遂げるにふさわしい大きな目標と感じています。あなたとテクノロジーのチカラを掛け合わせ、私たちと一緒に新しい不動産の未来をつくっていきましょう。