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'2024.06.19 Event

新築完成見学会のご案内 

'2024.06.19 Event Scroll

大正時代以来、100年以上つづく寺の境内を敷地とした家族3人暮らしの住まいの計画である。クライアントからは、【寺の雰囲気と調和のとれたデザインとする】・【家具と照明を家の中心とする】という2点を求められた。これはつまり、周辺環境に配慮することで外観を調和させ、生活の背景として控えめに内観をデザインするということになる。建築可能なエリアの北側に広がる竹林。この美しい眺めを積極的に生活に取り入れる様にプランを進めた。具体的には、竹林に隣接した2階北側に主空間のLDKをレイアウトし、かつ吹抜けや外壁面のズレをつくることで南側からの採光も確保している。また階段を中心に、水回りや家事室、ファミリークローゼットなどを回遊動線で連結することで機能性も充実させている。【背景としての住宅に徹する】。つつましいデザイン住宅が完成した。

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